合格体験記

合格体験記

上智大学合格! K ・Aさん  「過去問との対話が、自分を強くした。」

Q. 合格した大学と、進学先、進学先を選んだ理由を教えてください。

 私は、上智大学文学部新聞学科、明治大学政治経済学部政治学科、東京女子大学現代教養学部心理学科に合格しました。
最終的に進学を決めたのは上智大学文学部新聞学科です。理由は、ジャーナリズムに関する専門的な知識を深く学びたいと思ったからです。

Q. 受験勉強を本格的に始めた時期と、当時の成績について教えてください。

本格的に受験勉強を始めたのは高3になる年の1月です。正直なところ、それまではあまり受験勉強に本腰を入れていなかったので、スタートは遅めだったと思います。
その時点での成績はというと、英語はかなり苦手で、本当にできませんでした。一方で、世界史は偏差値が50後半から60くらいで、比較的安定していたと思います。

Q. 塾の英語の授業で印象に残っていることは何ですか?

この塾の英語の授業で特に印象に残っているのは、田口先生が一文一文丁寧に和訳し、日本語で分からないところまでしっかり解説してくれたことです。
ただの英語の授業ではなく、背景にある教養や知識まで広がっていて、世界が広がる感覚がありました。
また、文法問題を宿題で出してくれるスタイルも自分に合っていました。復習の習慣が自然と身につき、忘れがちな基礎がしっかり固まりました。
塾に通ってからは、英語への向き合い方が変わりました。「過去問を解いて終わり」ではなく、なぜ間違えたのか、どう読めばよかったのかを考えるようになりました。

Q. 英語の勉強法について、特に工夫したことは何ですか?

英語長文に取り組むときは、問題を解いた後、日本語訳と照らし合わせて、自分の解き方とのズレを見直すようにしていました。
単語は、暇な時間を活用して頻繁にチェック。長文は300語から700語程度の文章を読み、徐々にレベルを上げていきました。

Q. 塾の世界史の授業で印象に残っていることを教えてください。

 世界史の授業では、特に最後の授業で中東の歴史をまとめてくれたのが印象に残っています。入試直前に、あやふやだった地域を整理できて心強かったです。
授業中に先生がしてくれる小話や雑学が記憶に残りやすく、イタリアの工業地帯の話なども、あとで問題を解いているときに思い出せました。

Q. 世界史の勉強法で意識していたことは何ですか?

 暗記に関しては、覚えにくいところを何度もノートにまとめ直して、頭に定着させていきました。特に中国史は常用漢字でないものも多く、書いたり、口に出したりして繰り返し覚えました。
過去問はやはり大事で、世界史も実戦形式で解いてこそ定着すると思います。

Q. 模試や過去問、本番に向けてどのように対策しましたか?

 過去問は何度も繰り返し解きました。「できなかった問題」を徹底的に見直すことで、自分の弱点を浮き彫りにし、そこを重点的に潰していきました。
本番直前期には、「できなくても気にしすぎないこと」を意識しました。精神的に焦らないことが何より大事で、「基礎だけはちゃんと固めよう」と自分に言い聞かせていました。
実際の試験では、共通テストのときに緊張していたようで、周囲から「顔が真っ青だよ」と言われたのがちょっとした思い出です。

Q. 英語の勉強で後輩に伝えたいことはありますか?

 英単語帳は1冊で満足せず、2冊はこなすべきです。
私は『英単語1900』と『英検準1級レベル』の単語帳を使いました。
また、長文問題では、90分の試験中に「2回読む」ことを意識していました。最初にざっと全体を把握し、次に細部を拾うという読み方が自分には合っていました。

Q. 世界史をどのように進めると良いですか?

 世界史は早めに始めることが大切ですが、優先すべきは英語です。英語が伸びると、合格の可能性が一気に広がると感じました。

Q. この塾で学ぶことの魅力を教えてください。

この塾では、加藤先生の話が面白くて記憶に残りやすく、世界史が苦になりませんでした。
田口先生は英文解釈の質問にもとても丁寧に答えてくださり、理解が深まりました。わからないことをそのままにせず、一つひとつ丁寧に向き合える環境がここにはあります。

東京理科大学合格! K・Yくん

東京理科大学を志望した理由を教えてください。

 研究の設備が整っていて、創薬についてしっかり学べる環境だと思ったからです。自分のやりたいことができそうだと思えたのが、一番の理由です。

数学の勉強で一番意識していたことは何ですか?

 「ゴールを意識する」ということです。問題を前にしたとき、最終的にどこにたどり着けばいいのかを見据えて、どのルートで進むかを考えるようにしていました。ただ計算するのではなく、全体の流れを把握しながら取り組むことで、応用力がついてきたと思います。
また、一つの問題を解きっぱなしにするのではなく、「この解法、ほかの問題でも使えるかな?」と考えるようにもしていました。数学の考え方って、繋がっていることが多いので。

授業を受けるとき、自分なりに工夫していたことはありますか?

 授業はただ聞いて終わりにしないようにしていました。わからない部分はできるだけその場で質問するようにしていましたし、自分の解き方と先生の説明を比較して、「どこが違ったのか」「なぜこのやり方がいいのか」を毎回振り返っていました。それが地味ですが、一番力になったと思います。

先生から言われて印象に残っているアドバイスは?

「図を描くこと」です。特にベクトルの問題は、頭の中だけで処理しようとするとどうしても曖昧になりがちだったので、図にして整理するだけで驚くほど見通しがよくなりました。

化学の勉強編

化学のパターン暗記をどのように工夫していましたか?

同じ問題を何度も解くようにしていました。何回もやっているうちに、だんだんと解き方のパターンが頭に残ってきて、自然と覚えられるようになったと思います。

使っていた問題集や、繰り返し方のコツを教えてください。

「重要問題集」をメインに使っていました。特に、自分が間違えた問題にはチェックをつけて、定期的に解き直していました。難しい問題よりも、むしろ基本的なところでミスした問題を丁寧にやり直すことを大事にしていました。

単位ミスを防ぐために気をつけていたことは?

計算のときには、必ず数字と単位をセットで書くようにしていました。急いでいるとつい省略したくなるんですが、それで間違えるともったいないので、意識して習慣にしていました。

モチベーション編

勉強のモチベーションが下がったとき、どうしていましたか?

「春には大学生になってる自分」を想像するようにしていました。特に、苦しい時期には、「ここでやめたら後悔する」と思って踏みとどまっていました。先のことを考えるだけで、少しだけですが前を向ける感覚がありました。

一番苦しかった時期と、それをどう乗り越えましたか?

10月から11月頃は、本当にしんどかったです。成績も思うように上がらず、焦りばかりが募っていました。でも、「1日まるごと勉強しない日は作らない」と決めていました。たとえやる気が出ない日でも、5分だけでもいいから机に向かう。続けることだけはやめないようにしました。

合格後の振り返り・アドバイス

合格が決まったときの気持ちは?

驚きが一番でした。「え、本当に受かったの…?」と、画面を何度も見直した記憶があります。少し時間が経ってから、ようやく「頑張ってきたことが報われたんだ」と実感できて、じわじわ嬉しさが湧いてきました。

受験を振り返って、自分が一番成長したと感じる部分は?

「気分が乗らなくても、とりあえずやってみる」という習慣を身につけられたことです。以前は感情に引っ張られやすかったんですが、行動を先にすることで気持ちが後からついてくる、ということを知りました。それが今では、自分にとって一番の成長だったと思います。

後輩たちへのアドバイスをお願いします。

 模試の偏差値に一喜一憂しないことです。結局、本番で出題される問題にどれだけ対応できるかがすべてなので、過去問をしっかり分析して、自分の弱点と向き合うことが大事だと思います。焦らず、粘り強く、最後までやりきってください。応援しています。

東京学芸大学合格! I・Mさん

なぜ東京学芸大学を志望したのですか?

私は将来、養護教諭になりたいという夢があります。体調を崩して生活がつらかった時期、養護の先生に助けられた経験がありました。そのときの安心感が忘れられず、同じように誰かを支えたいと思いました。だからこそ、教育に力を入れている東京学芸大学を志望しました。

受験勉強を本格的に始めたのはいつ頃ですか?

最初に「頑張ろう」と思ったのは高校2年の10月でしたが、うまく続かず、しばらくは中途半端な状態が続いていました。高校3年になる直前の3月から4月ごろに、ようやく本格的に取り組み始め、そこから計画的に勉強を始めました。

英語の勉強で一番大切にしていたことは何ですか?

苦手だった英文法の抜けをしっかり埋めることを意識しました。そして英単語は毎日少しずつ覚えることを習慣にして、地道に積み重ねていきました。

英文法の復習はどのように取り組みましたか?

塾の先生が作ってくれた4択の100問問題集を毎週解き間違えた部分はきちんと復習しました。繰り返すことで知識が定着しました。

担当の先生の指導で「これは良かった」と思うことを教えてください。

先生が受験に慣れていたことが心強かったです。志望校変更のときも、すぐにその学校に合った対策を提案してくれたのがありがたかったです。

勉強でつらかった時期はありましたか? それをどう乗り越えましたか?

夏休みが一番つらかったです。勉強時間も長く、自分の方法が正しいのか不安でした。そんな中でも模試を小さな目標に設定し、前向きに取り組むよう意識しました。

これから受験を迎える後輩に伝えたいことがあればお願いします。

受験の前に「自分が何をしたいか」を明確にすることが大切です。自己分析をして、自分の目標や課題をはっきりさせましょう。短いスパンで計画を立てて、一つずつクリアする意識が大事だと思います。

最後に、自分にとって「合格」とは何でしたか?

私にとって合格は、「自分にぴったりな場所に出会えた」という安心感でした。面接で自分らしさが伝わったと感じ、パズルのピースがはまったような気持ちになりました。

同志社大学合格! K・Hさん

塾の授業を受けて、自分の勉強法で変わったことがあれば教えてください。

塾に通う前は、単語の意味をざっと確認する程度 でしたが、授業を通じて「辞書を使いこなす」大切さを学びました。ただ単に訳語を調べるのではなく、単語のニュアンスや使われ方まで確認 するようになりました。この習慣のおかげで、英語の長文読解や英作文の精度が飛躍的に向上しました。

長文読解の問題を解くとき、どのように文章の内容をつかんでいましたか?

学校ではざっくりと内容を把握していただけでしたが、塾では「論理の流れを整理しながら読む」 ことを意識するようになりました。特に、文章全体のテーマを掴んでから細かい部分を読み解く ことで、設問に対して的確に答えられるようになりました。また、リスニングの際に情景をイメージするトレーニング を重ねたことで、長文を読む際も映像として内容を捉えやすくなりました。

英作文(和文英訳)では、どのように日本語の文章を英語に変換していましたか?

和文英訳では、直訳を避け、英語らしい表現を心がけました。例えば、「~の」といった表現を‘s ではなく前置詞を活用 して自然な英文にするよう意識しました。また、日本語の文構造をそのまま英語に変換するのではなく、意味のまとまりごとに整理して英文を組み立てるようにしました。

記述式の問題に取り組む際、どんな工夫をしていましたか?

記述式の問題では、国語の文法的な視点を活用 しました。まず、問題文の趣旨をしっかり理解し、解答に必要な要素をリストアップ。その上で、日本語として自然な文章になるよう推敲を重ねました。この練習を積んだことで、どの科目でも論理的な記述ができるようになりました。

実際の試験では、どのように時間配分を考えて解きましたか?

過去問演習を重ねる中で、得意・不得意を把握し、先生と相談して時間配分を決定 しました。本番では、時間を区切って解くべき問題を選び、解きやすいものから確実に得点を積み上げました。余った時間で難しい問題に再挑戦することで、効率よく得点を伸ばすことができました。

本番で「塾の授業が役立った!」と感じた場面があれば教えてください。

試験中、塾での演習のように「時間で区切って進める」戦略 がとても役立ちました。試験では、長文読解や記述問題が多く、時間管理が重要になります。塾で培った「見直しの習慣」も活かし、最後まで粘り強く取り組むことができました。

受験勉強を通して、自分が成長したと感じることは何ですか?

受験勉強を通じて、自分の限界を知ることができました。無理に長時間勉強を続けるのではなく、「集中できる時間を最大限に活かす」 ことが大切だと気づきました。疲れがピークに達したときには、無理せず切り替える判断力も身につきました。

勉強のモチベーションを保つために、どんな工夫をしましたか?

勉強を続ける上で大切にしたのは、「楽しいことを先に持ってくる」工夫 です。例えば、勉強を始める前に好きな動画を見たり、音楽を聴いたりして気分をリフレッシュすることで、集中力を高めるようにしました。ただダラダラと楽しむのではなく、時間を決めて区切ることでメリハリをつけて 勉強に取り組めるようにしました。また、塾の先生とのやり取りも刺激になり、モチベーションを維持しながら最後まで頑張ることができました。

横浜国立大学合格! K・Rくん

受験校を決めた理由と、横浜国立大学を志望したきっかけを教えてください。

横浜国立大学を志望した理由は、学びたい学科があったことです。特に、数学・理科・情報など幅広い分野を学べる点に魅力を感じました。横浜国立大学の理工学部・数物・電子情報系学科は、自分の興味にぴったり合っており、将来の進路を考えたときに最も適した環境だと感じました。

この塾を選んだ理由を教えてください。

友人(元塾生)から「ここの塾はいいよ」と勧められたのがきっかけです。実際に通ってみると、先生の指導が分かりやすく、学習環境も整っていたので、ここで頑張ろうと決めました。

英語・国語の指導で「これは良かった!」と思うことはありますか?

この塾では、ただ答えを教えられるのではなく、「なぜその答えになるのか?」をしっかり考えさせられる指導が印象的でした。特に、解答に至るまでのプロセスを丁寧に説明してもらえたことで、論理的に考える力がついたと感じます。英語でも国語でも、「なんとなく」ではなく、「根拠をもって答えを導き出す」習慣が身につきました。

塾の自習室や学習環境はどのように活用しましたか?

塾の自習室を遅くまで利用できたのがとても助かりました。学校や家では集中しづらいこともありましたが、塾の自習室ではしっかりと勉強に取り組めました。また、過去問や参考書も充実しており、必要なときにすぐに手に取って勉強できたのも良かった点です。