2025年9月24日

意外と迷う?英語の「まぎらわしい単語」 ― スペルも意味も似てる。でも使い方は全然違う ―
英語を勉強していると、「あれ、これってどっちだったっけ?」と立ち止まる瞬間、よくありませんか?
その代表例が affect と effect。どちらも「影響」に関係する単語で、スペルも読み方もよく似ています。だからこそ、使い分けで迷う人が多いのです。
実は、この二つにはとてもシンプルな違いがあります。affect は動詞、effect は名詞。言い換えると「影響を与えるのが affect」「影響そのものが effect」です。
たとえば “The news report affected her deeply.” なら「ニュースが彼女に影響を与えた」という動きが表されています。
一方 “The news had a huge effect on her.” では、「ニュースが与えた影響」という結果に注目していることがわかります。
こうして比べると、「affect=アクション」「effect=結果」と整理できるので、混乱しにくくなります。
似たようなペアは他にもあります。たとえば remember と remind。
“I remembered to lock the door.” は「自分で思い出した」。
“She reminded me to lock the door.” は「誰かに思い出させてもらった」。
どちらも「思い出す」に関わりますが、主語の立場が変わるだけで意味がはっきり分かれます。
英単語を覚えるときは、日本語訳を丸暗記するのではなく、文の中でどんな役割を果たしているか に注目すると効果的です。動詞として動きを表しているのか、名詞として結果を表しているのか。そこを意識すれば、「あれ、どっちだったっけ?」という迷いは減っていきます。
もちろん最初は間違えるものです。でも、違いに気づいたときこそが前進の証拠。少しずつでも確実に進んでいけば大丈夫です。
So don’t worry—step by step, you’ll start using these words with confidence.