2026年4月10日
English Grammar
過去形と現在完了形——たった1語の「have」が、意味を根本から変える
「なくしたよ」と「なくしちゃって、まだ困ってる」は、日本語では別の文になる。英語では動詞が1語変わるだけでその差が出る。3つのポイントで整理しよう。
1今の状態が関係あるか、ないか
「過去の事実」か、「だから今こうなんだ」か
過去形 — 終わった事実
✦ 今は関係ない
I lost my wallet on the train.
電車で財布をなくした。
過去の事実のみ。その後見つかったかどうか不明。
現在完了形 — 今も影響が残っている
✦ だから今困っている
I’ve lost my wallet — can you lend me some cash?
財布なくしちゃって——少し貸してもらえる?
今も手元にない状態が続いているから、借りるお願いが自然につながる。
2「いつ」が特定できるか、人生全体を振り返るか
「点」の話か、「今までの経験」か
過去形 — 特定の時点
✦ 「いつ」が言える
I went to Kyoto last spring.
去年の春、京都に行った。
「去年の春」という特定の点の話。have は使えない。
現在完了形 — 人生全体の経験
✦ 「今までに」で訳せる
I’ve been to Kyoto a few times. The temples there are amazing.
京都には何回か行ったことがある。お寺が本当にすごい。
生まれてから今までの「線」の中の経験。だから今の感想も自然につながる。
3終わったのか、今も続いているのか
for / since と組み合わせて「継続」を表す
過去形 — すでに終わった
✦ もうやっていない
She lived in Osaka for two years before moving here.
ここに来る前、大阪に2年住んでいた。
「before」が終わりを示している。今は住んでいない。
現在完了形 — 今も続いている
✦ 今もずっと
She has lived in Osaka for two years and still loves it there.
大阪に住んで2年、今も気に入っている。
for は「どれくらい」、since は「いつから」。現在完了と組むと「今も継続中」が確定する。
まとめ
過去形 = 終わった事実を伝える。今どうかは関係ない。
現在完了形 = 過去の出来事が今も響いている。結果・経験・継続、すべて「今」につながっている。
現在完了形 = 過去の出来事が今も響いている。結果・経験・継続、すべて「今」につながっている。
過去形は、終わったことを言う。
現在完了形は、終わったことが今どう響いているかを言う。だから have は、ただの助動詞じゃない。
過去を「今の意味」に変えるスイッチなんだ。
現在完了形は、終わったことが今どう響いているかを言う。だから have は、ただの助動詞じゃない。
過去を「今の意味」に変えるスイッチなんだ。