1、2、3……どこまで続く?有限集合 vs 無限集合!

1、2、3……どこまで続く?有限集合 vs 無限集合!

生徒: 集合って何ですか?なんか数学の授業で出てきたんですけど、正直よくわかんなくて…。

先生: そっか!最初はちょっと難しく感じるよね。でも、大丈夫!集合っていうのは、「ある条件を満たすものをまとめたグループ」のことだよ。例えば…クラスの名簿ってあるよね?

生徒: はい、あります。

先生: では、「このクラスの生徒の集合」って考えると、それに含まれるのはクラスの生徒全員だよね?でも、「バスケ部の集合」って言ったら、クラスの中でもバスケ部に入ってる人だけになる。こうやって、条件に合うものを集めたのが集合なんだ。

生徒: あー!えー!「うちの家族の集合」とかもアリですか?

先生: そうそう!まさにそういうこと。でも数学では、もっとしっかりしたルールのもとで集合を考えていくよ。で、集合には大きく分けて有限集合無限集合の2種類があるんだ。

生徒: なんか、有限って「限りがある」ってことですよね?ってことは、無限は「限りがない」ってこと?

先生: そう!すごくいい勘してるね。おし!もう少し詳しく説明しよう。

  • 有限集合は、要素の数がはっきり決まっていて、数え終えることができる集合。
  • 無限集合は、要素の数がどこまでも続いていて、数えきることができない集合。

生徒: なるほど…でもちょっとピンとこないかも。

先生: それでは、有限集合の例を見てみようか。例えば、

  • 日本の都道府県の集合(47個の要素)
  • 1から100までの整数の集合(100個の要素)
  • クラスの生徒の名前の集合(生徒の数が決まっている)
  • トランプのカードの集合(52枚の要素)
  • 曜日の集合(7個の要素)

どれも「いくつあるか」がちゃんと決まっていて、数えようと思えば全部数えられるよね?

生徒: はい、たしかに。トランプとか、数えようと思えば数えられますね。

先生: そういうこと!よし!無限集合の例を考えてみようか。

  • 自然数全体の集合({1, 2, 3, 4, 5, …})
  • 偶数全体の集合({2, 4, 6, 8, …})
  • 整数全体の集合({…, -3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, …})
  • 円周率 π の小数部分の桁数の集合(3.1415926535… のように続く)

生徒: え、でも先生、これも数えようと思えば数えられるんじゃないですか?「1, 2, 3, 4, 5…」って順番に数えていけば…。

先生: それでは、試しにやってみよう!1から順番に数えていって、いつ終わるか見てみようか。

生徒: えっ…?(数え始める)1, 2, 3, 4, 5, 6… え、これどこまでいくんですか?

先生: そうだね、どこまでも続くんだよ(笑)。終わらないでしょ?

生徒: …ほんとだ!これ、永遠に数えなきゃいけないやつですね(笑)。

先生: そう!だから、こういう集合は数え終えることができないから無限集合なんだよ。

生徒: なるほどー!有限集合は数えられるけど、無限集合はどこまでも続くから、絶対に数え終わらないんですね!

先生: その通り!よし!有限集合と無限集合の違いを文章でまとめてみよう。

有限集合は、要素の数がはっきり決まっていて数えられる集合。たとえば、「日本の都道府県の集合」や「1から100までの整数の集合」などがある。すべての要素を完全にリストアップできるのが特徴。

無限集合は、要素の数がどこまでも続いていて数え終えることができない集合。たとえば、「自然数全体の集合」や「円周率 π の小数部分」などがある。要素をすべて列挙することができないのが特徴。

生徒: すごく分かりやすいです!でも先生、「無限の中にも違いがある」って話、ちょっと気になってきました。

先生: そう思うよね?実は、数学の世界では「無限の大きさ」には違いがあるんだよ。でも、これを話し始めると授業が1時間じゃ終わらないから…また次の機会にしようか!

生徒: えぇー!気になるのに!絶対また聞きますね!

先生: もちろん!楽しみにしててね!