英語の動詞を完全理解!自動詞と他動詞の違いと使い方のポイント

英語の動詞を完全理解!自動詞と他動詞の違いと使い方のポイント

生徒: 自動詞と他動詞の違いについて教えてください。

先生:中学生の時には、英語の動詞は「be動詞」と「一般動詞」に分けられると習いました。でも、高校生になると、「一般動詞」がさらに「自動詞」と「他動詞」に区別されます。この違いをしっかり理解しましょう。

生徒: 自動詞とは何ですか?

先生: 「自動詞」は「自分の動詞」と覚えてください。これは自分一人でできる動詞のことです。例えば、「笑う」は自分一人でできますね。だから、「laugh」は自動詞です。ほかにも、「座る」や「歩く」も自分一人でできます。このように、特に相手を必要としない動詞を「自動詞」といいます。

生徒: それでは、他動詞とは何ですか?

先生: 一方、「他動詞」は「他者の動詞」と覚えてください。つまり、自分以外の存在が必要な動詞です。例えば、「want(欲しい)」というと、欲しい物が必要です。「訪問する」も相手が必要ですし、「見る」には見る対象が必要です。このように、自分以外の存在が必要な動詞を「他動詞」といいます。

生徒: 具体的な例文を見せてもらえますか?

先生: もちろんです。「I want.」これは文法的に間違いです。「私は欲しい」と言っても、何が欲しいのかわかりませんね。「I want a book.」これは正しい文です。「私は本が欲しい」という意味です。

生徒: それで、この後ろに来る名詞のことを何と言うんですか?

先生: この他動詞の後ろに来る名詞のことを「目的語」と言います。他動詞と目的語はセットで使われます。

生徒: 他動詞と目的語の間に前置詞が入ることはありますか?

先生: いいえ、ありません。例えば、「I want to a book.」これは間違いです。他動詞と目的語の間に前置詞が入ることはありません。

生徒: 自動詞の例も教えてください。

先生: はい。「I laugh.」これは文法的に正しいですが、情報が少ないです。「私は笑う」だけではどこで笑うのか分かりませんね。自動詞の後ろに名詞を置く場合は、間に前置詞を入れてください。「I laugh at the joke.」のように前置詞をサンドイッチします。

生徒: 他動詞と前置詞の共演NGについても教えてください。

先生: もちろんです。例えば、「visit to」という表現は間違いです。「visit」は他動詞なので、前置詞をつけません。この点を覚えておいてください。

生徒: 文法問題を解くときのコツはありますか?

先生:動詞の後ろに名詞があれば他動詞、それ以外なら自動詞が入ると考えてください。これで、自動詞と他動詞の違いについての説明は終わりです。