2025年9月17日

「その犬」って、どの犬? ― 英語で名詞・代名詞・限定詞を使いこなそう! ―
「“これ”とか“あれ”、あと“彼”とか“彼女”って、英語でどう言うの?」
こういう疑問、英語を勉強してると出てきますよね。ちゃんと知ってるようで、いざ使おうとすると「あれ、どれ使えばいいんだっけ…?」ってなるやつです。
まず、英語で人やモノの名前を表す単語。それが名詞(nouns)です。
たとえば、dog(犬)、school(学校)、Emily(エミリー)とか。こういう言葉があるから、「何について話してるか」がわかるんですよね。
でも、文章の中で同じ名詞を何回も繰り返すと、ちょっとしつこい感じになることも。
たとえばこんな感じ
“I saw Emily. Emily was walking Emily’s dog.”
……うーん、ちょっとくどい。
そこで使うのが、代名詞(pronouns)。
“I saw Emily. She was walking her dog.”
こうすれば、すっきり自然な言い回しになります。
she, he, it, they, my, your みたいな単語が、それにあたります。すでに出てきた名詞を繰り返さずに言い換えるための、便利な言葉たちです。
で、もうひとつ大事なのが、限定詞(determiners)。
これ、ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、実はめっちゃ使ってます。
たとえば、
“I saw a dog.”
“That dog was really big.”
この a や that の部分ですね。こういう言葉が名詞の前にくっつくことで、「どれ?」とか「いくつ?」とか「誰の?」みたいな情報を加えることができます。
the, a, my, your, no, some, all…などなど、種類はけっこうあります。
つまり、
- 名詞は「誰?」「何?」を伝えるための名前
- 代名詞は、それを繰り返さずにすむようにする
- 限定詞は、「どの名詞?」をハッキリさせるための言葉
英語の文章って、この3つがちゃんと機能してるから、わかりやすくなるんです。
難しそうに見えるかもしれないけど、知ってしまえば案外シンプルです。むしろ、使いこなせるようになると、言いたいことが一気に英語で伝えやすくなりますよ。
Let’s get used to using nouns, pronouns, and determiners—your English will sound way more natural!