小論文で減点されないための書き方 ~生徒と先生の対話編~

小論文で減点されないための書き方 ~生徒と先生の対話編~

生徒:「小論文の試験で減点されないためには、どんなことを気をつければいいですか?」

先生:「小論文で減点されないためには、主に 4つのポイント があるんだ。

「日本語の正確さ」「根拠のある主張」「論理的な構成」「設問の理解」
これをしっかり押さえれば、減点を防げるよ!」

1. 日本語の正確さを意識する

生徒:「具体的に、日本語のどんなミスが減点につながるんですか?」

先生:「例えば、こんなミスがよくあるよ。」

 漢字の誤用
🚫 「環境問題を改善する」(「改善」は「良くする」意味なので不適切)
「環境問題を解決する」(正しい表現)

ら抜き言葉の使用
🚫 「この映画は誰でも見れる。」
「この映画は誰でも見られる。」

文頭の「なので」
🚫 「なので、私はこの意見に賛成です。」
「そのため、私はこの意見に賛成です。」

ねじれた文章
🚫 「私の趣味はピアノを弾くことが好きです。」
「私の趣味はピアノを弾くことです。」

生徒:「なるほど…!文法ミスや言葉の使い方には気をつけなきゃですね!」

 

2. 思いつきではなく、根拠のある主張をする

生徒:「小論文って、何となく自分の意見を書くだけじゃダメなんですか?」

先生:「うん、ダメだね。思いつきで書くと説得力がないし、減点されやすい。

データや事例を使って、論理的に主張することが大事なんだ。

例えば、こんな風に書くといいよ。

テーマ:「SNSの普及は社会にとって良いことか?」

🚫 「SNSは便利だから、みんなが使うべきだと思う。」(主観的で根拠がない)
「総務省の調査によると、SNSの利用者の80%以上が情報収集に役立つと回答している。このことから、SNSは有益な情報ツールとしての側面があると言える。」(データを活用し、説得力を強化)

生徒:「なるほど!データを使うと、主張がもっと信頼できる感じになりますね!」

 

3. 論理的な構成を意識する

生徒:「先生、小論文の構成ってどうすればいいんですか?いつも書いているうちに話がバラバラになっちゃいます…。」

先生:「それは、『序論・本論・結論』の基本構成 を意識すると解決できるよ!」

 小論文の基本構成

 ① 序論(導入)
・テーマを提示する
・自分の立場(賛成 or 反対)を明確にする

② 本論(理由・根拠)
・主張の根拠を具体的に述べる
・データや事例を活用する

 ③ 結論(まとめ)
・主張を再確認し、簡潔にまとめる

論理的な構成の例

テーマ:「対面授業はオンライン教育よりも優れているか?」

【序論】

生徒:「対面授業とオンライン授業って、どっちがいいんですか?」

先生:「どちらにもメリットはあるけれど、私は 対面授業の方が優れている と考えているよ。」

生徒:「どうしてですか?」

先生:「それじゃあ、論理的な構成に沿って説明していこう!」

 【本論】

先生:「対面授業が優れている理由は 大きく2つ あるよ。」

🔹 第一に、対面授業は集中しやすい環境が整っている。
「オンライン授業だと、自宅で受けることが多いから、スマホやテレビ、家族の話し声などの誘惑があるよね。でも、対面授業なら、教室という勉強に適した環境で学べるから、集中力を維持しやすいんだ。」

🔹 第二に、対面授業はリアルなコミュニケーションがとれる。
「授業中に分からないことがあれば、すぐに先生に質問できるし、先生も生徒の表情を見ながら『理解できているか?』を判断できる。
オンライン授業だと、質問するタイミングが難しかったり、先生が生徒の理解度を把握しにくかったりすることがあるね。」

【結論】

先生:「まとめると、対面授業の強みは次の2つ!」

1, 集中できる環境が整っている
2, リアルなコミュニケーションがとれる

「この2つの点から、対面授業はオンライン授業よりも学習効果が高いと言えるんだ。だから、今後も対面授業は重要な学習スタイルとして続いていくはずだよ。」

生徒:「なるほど!この流れなら、主張がブレなくて分かりやすいですね!」

 

4. 設問を正しく理解する

生徒:「設問の意図を正しく理解するって、どういうことですか?」

先生:「例えば、こんなミスがよくあるよ。」

🚫 「環境問題について書きなさい」という設問で、SDGsの話ばかり書いてしまう。(テーマがずれている)
🚫 「あなたの考えを述べなさい」という設問なのに、メリットだけ書いてデメリットに触れない。(設問の指示に従っていない)

 

生徒:「ありがとうございます!次の小論文の課題で、このポイントを意識して書いてみます!」

先生:「いいね!がんばって!」