2025年9月9日

仮定法過去の基本と使い方を、例文でマスターしよう!
「仮定法過去」というと、ちょっと難しそうに聞こえるかもしれません。でも、実は日常の「たられば」を英語で言い換えるだけなんです。
たとえば…
- 「もっと時間があればなあ」
- 「もし私が君だったら…」
- 「明日が休みだったら、映画に行くのに」
こういった“実際とは違う、仮の話”を表すのが仮定法過去です。
さっそく練習してみましょう!
▼初級編
- もし私が君だったら、彼女に話しかけるのに。
- お金がもっとあれば、新しいPCを買うのに。
▼中級編
- 彼が英語を話せたら、もっと仕事の幅が広がるのに。
もし明日が休みだったら、映画に行くのに。
※ここでは「明日」という未来の話を、“今とは違う仮定”として現在時制で表します。
生徒の解答とフィードバック例
生徒A
提出文: If I were you, I would talk to her.
コメント: すばらしい!助動詞の選び方も時制もバッチリです。自然な表現で、実際の会話でもそのまま使えますね。
生徒B
提出文: If I was rich, I will buy a car.
❌ コメント: 惜しい!“was”と“will”の組み合わせだと、現実の話っぽくなってしまいます。仮定法では、「were」「would」のセットが基本ですよ。
→ 正しくは: If I were rich, I would buy a car.
生徒C
提出文: If he had more time, he can go to gym.
コメント: これもほぼ正解!でも最後の “can” がちょっと惜しいです。仮定の雰囲気を出すなら “could” にすると◎。「the gym」の “the” も忘れずに。
→ 正しくは: If he had more time, he could go to the gym.
最後にひとこと
仮定法過去は「非現実の話」を伝える文法なので、どうしても「現実の言い方」と混同しやすい部分があります。でも、「If + 過去形」「would + 原形」のセットで覚えるとスムーズに使えるようになります。
少しずつ慣れていきましょう。「もし〜だったら…」が言えると、英語の世界がぐっと広がりますよ!