仮定法過去を自然に使うコツ!よくある間違い&改善ポイントを徹底解説

仮定法過去を自然に使うコツ!よくある間違い&改善ポイントを徹底解説

仮定法過去の基本と使い方を、例文でマスターしよう!

「仮定法過去」というと、ちょっと難しそうに聞こえるかもしれません。でも、実は日常の「たられば」を英語で言い換えるだけなんです。

たとえば…

  • 「もっと時間があればなあ」

  • 「もし私が君だったら…」

  • 「明日が休みだったら、映画に行くのに」

こういった“実際とは違う、仮の話”を表すのが仮定法過去です。

さっそく練習してみましょう!

▼初級編

  1. もし私が君だったら、彼女に話しかけるのに。

  2. お金がもっとあれば、新しいPCを買うのに。

▼中級編

  1. 彼が英語を話せたら、もっと仕事の幅が広がるのに。

もし明日が休みだったら、映画に行くのに。
※ここでは「明日」という未来の話を、“今とは違う仮定”として現在時制で表します。

生徒の解答とフィードバック例

生徒A

提出文: If I were you, I would talk to her.
コメント: すばらしい!助動詞の選び方も時制もバッチリです。自然な表現で、実際の会話でもそのまま使えますね。

生徒B

提出文: If I was rich, I will buy a car.
コメント: 惜しい!“was”と“will”の組み合わせだと、現実の話っぽくなってしまいます。仮定法では、「were」「would」のセットが基本ですよ。
正しくは: If I were rich, I would buy a car.

生徒C

提出文: If he had more time, he can go to gym.
コメント: これもほぼ正解!でも最後の “can” がちょっと惜しいです。仮定の雰囲気を出すなら “could” にすると◎。「the gym」の “the” も忘れずに。
正しくは: If he had more time, he could go to the gym.

最後にひとこと

仮定法過去は「非現実の話」を伝える文法なので、どうしても「現実の言い方」と混同しやすい部分があります。でも、「If + 過去形」「would + 原形」のセットで覚えるとスムーズに使えるようになります。

少しずつ慣れていきましょう。「もし〜だったら…」が言えると、英語の世界がぐっと広がりますよ!