上智大学合格! I ・Yさん
志望理由とモチベーション
上智大学の外国語学部ドイツ文学科を志望したのは、ドイツ語をしっかり学びながら、幅広く人文学を深く探究できる環境に惹かれたからです。週6回のドイツ語授業や、他学科の授業も柔軟に取れるカリキュラムは、学びたいことをとことん追求したい私には理想的でした。また、「小さな総合大学」としての温かな雰囲気や、キリスト教ヒューマニズムに基づいた校風にも、強く心を惹かれました。
ドイツ文学を選んだ理由は、20世紀のドイツという、個人が社会や国家に大きく翻弄された時代においても、平和を訴え続けた作家たちの姿に深く感動したからです。群集心理や同調圧力が極端に高まる中で、彼らはどうして信念を曲げずにいられたのか――その問いに、自分なりの答えを見つけたくなりました。
特に共感したのは、上智大学が大切にしている「For Others, With Others」という理念です。私は高校でテニス部の部長を務めていましたが、実は中学時代に、仲間を引っ張ることばかりに意識が向いてしまい、うまくいかなかった苦い経験があります。さらに高校では、体調を崩して周囲に無理に合わせようとし、自分を見失った時期もありました。そうした経験から、「誰もが自分らしくいられるチーム」を目指すようになり、部員一人ひとりと対話を重ねながら、それぞれの個性や背景を理解し、共に目標に向かって進むことを大切にしてきました。
一人の力だけでなく、「一人ひとりのために、一人ひとりとともに」力を尽くすことが、結果として全体を強くする。その思いを胸に、これからも学びと成長を続けていきたいと思っています。
特定課題レポートや志望書の準備過程
特定課題レポートでは、ヘルマン・ヘッセの平和主義に焦点を当てました。なぜ彼は、戦争の影が色濃い時代の中で、一貫して平和を訴え続けられたのか。その答えを探したいと思ったのは、私自身が彼の作品『車輪の下』に心を救われた経験があったからです。
人生の中で一番苦しい時期に、この作品と出会いました。自分の感情にふたをして無理をしていた当時の私に、登場人物の苦悩がそのまま重なって見えました。言葉にできない思いを代弁してもらったようで、読み終えたときには涙が止まりませんでした。そこから「この作家は、どうしてこういう言葉が書けたんだろう」と思い、自然と彼の生涯や思想を調べ始めていました。
ヘッセの思想は、ただ文学的に美しいだけではなく、ユング心理学やニーチェ哲学ともつながっていて、人生観や人間理解の深さに驚かされました。時代背景も調べていくうちに、「社会という大きな流れの中で、個人はどうやって自分であることを保つのか」というテーマが、自分の興味そのものだと気づきました。レポートというよりも、自分の問いを辿る旅のような作業でした。
書くうえで苦労したのは、どうやって一つの思いを形にするかということ。文章の順番や言葉の選び方を何度も見直し、「一番最初に読んでもらう言葉」と「最後に残る言葉」は特に時間をかけて練りました。アドミッション・ポリシーも何度も読み、そこに自分の価値観を重ねながら、間接的に「私はこの大学にふさわしい」というメッセージを込められるよう工夫しました。
塾の先生方には本当に感謝しています。ドイツの歴史や文学について深く話してくださったおかげで、自分では思いもよらなかった質問にも対応できるようになり、視野がぐっと広がりました。レポートの推敲も、1文字1文字まで一緒に考えてくださり、「これ以上ない」と自信を持って提出できるものが完成しました。
自己推薦書では、自分がどうしてこの学びに惹かれたのか、どんな力を持っているのかを正直に書きました。探究活動や資格取得、プレゼン発表、学童でのボランティアなど、形には残らなくても自分が大切にしてきた姿勢を、なるべく言葉にして伝えました。特に意識したのは、「自分らしい表現で、自分にしか書けないことを書く」ということです。
塾の役立ちポイント
塾での面接練習は、私にとって「ただ質問に答える練習」以上の意味がありました。先生方が投げかけてくださったのは、事前に考えていたような想定内の質問だけではなく、思いもよらないような切り口のものも多く、毎回が発見の連続でした。
例えば、自分では「これが一番伝えたい」と思っていた話が、相手には違った印象を与えていることに気づかされたり、「なぜそう思うの?」と掘り下げられる中で、自分の中でもぼんやりしていた気持ちが言葉になっていく感覚を何度も味わいました。本番の面接では、予想外の質問が飛んできても「考えていいんだ」と思える余裕がありました。それは、この練習の積み重ねのおかげだと感じています。
書類や小論文の添削でも、先生方は単に日本語のミスを指摘するだけではなく、表現の幅や言葉の使い方について、いくつもの提案をしてくださいました。中には、「この言い回し、素敵ですね」といったさりげない一言が自信につながったこともあります。いただいた詩集を読んで、「詩の一節から文章を始めるのもいいかもしれない」と思いつき、結果として、自分らしい表現が生まれたこともありました。
試験本番で特に助けられたのは、普段の何気ない会話の中でドイツの文学や歴史、文化の話をしてくださったことです。受験準備というよりも、「好きなことを共有する場」に近い雰囲気の中で学べたので、学ぶことそのものが楽しく、自然と知識が身についていきました。そうして得た知識や視点が、本番の面接での応答に活きた場面は多くありました。
何よりありがたかったのは、「ここまで一緒にやってきたから大丈夫」と言ってくださった先生方の存在です。不安な時期に支えてもらったその言葉が、心の支えとなり、自信を持って試験に臨むことができました。
自己成長や気づき
この受験を通して一番実感したのは、「楽しむ気持ちが力になる」ということでした。正直、推薦入試のような形式は「どこまでやれば合格できるのか」がわからなくて、最初はとても不安でした。でも、だからこそ、自分が納得できるまでとことん考え抜こう、やりきろうと思えたのかもしれません。
日々の勉強や準備の中で、「今の自分に足りないものは何か」「本当に伝えたいことは何か」と、自問自答する時間がどんどん増えていきました。気づけば、受験そのものが“自己探究の旅”のようになっていて、不思議と楽しくなっていたんです。
モチベーションが下がりそうになったときは、上智大学のセミナーに足を運んだり、スマホの待ち受けを「上智のキャンパスで笑っている自分」にしたり、いろいろ工夫しました。そんなふうに気持ちを前向きに切り替えながら、自然と「この大学で学びたい」という思いが強くなっていきました。
特に印象に残っているのは、自分の経験とアドミッション・ポリシーの理念がぴったり重なった瞬間です。最初は、「自分のどんな経験が、理念に結びつくんだろう?」と分からないまま、とにかく思いつく限り書き出してみました。部活のこと、授業での探究活動、ボランティアや留学のこと…。ひとつひとつを振り返るうちに、「あ、あのときの思いが“For Others, With Others”につながっていたんだ」と、自然と腑に落ちる感覚がありました。
今振り返って思うのは、合格できた一番の理由は、「楽しい」と思えたからこそ粘り強く努力できたことだと思います。「好き」が原動力になるって、すごい力なんだなと改めて感じました。
後輩へのメッセージ
これから上智大学の外国語学部ドイツ文学科を目指すみなさんへ。私がこの道を歩んで感じたこと、役に立ったことを少しでも共有できたらと思います。
まず、学校の勉強は本当に大事にしてほしいです。成績は、書類でも面接でもちゃんと見てもらえるところでしたし、私自身も面接で「この成績はすばらしいですね」と言っていただけたことが、自信につながりました。特に国語と世界史は、自分の考えを深めるうえで力になったと思います。英語の資格は早めに取っておくと、直前に焦らずに済みます。
面接では、自己推薦書に書けなかったことを話せるチャンスでもあります。だからこそ、書類と同じことを繰り返すのではなく、「この人は本当にそういう人なんだ」と思ってもらえるように、自分自身と一致する言葉で語れるように準備するのが大切です。
練習では、全部丸暗記するより、「言いたいことをキーワードで押さえておく」くらいがちょうどよかったです。そのほうが、面接中に自然な言葉が出てきやすいし、表情や雰囲気も柔らかくなった気がします。
ドイツ文学については、何冊か読んでおくと安心です。私は自分のレポートで扱った内容や、関連する時代背景についても少しだけ調べておいたのですが、それが面接で思いがけず役立ちました。
気持ちが下がってしまうことも、きっとあると思います。そんなときは、無理にやる気を出そうとするより、「まずは好きなことからやってみる」とか、「なんで上智に行きたいんだっけ?」って原点に戻るだけでも十分です。私は上智大学のセミナーに参加したり、スマホの待ち受けを「笑顔で上智にいる自分」にしたり、先輩と大学で話したりして、自分を少しずつ立て直していました。
受験は、「頑張らなきゃ」という気持ちだけじゃ続きません。でも、「この学びがしたい」と心から思えるなら、自然と頑張れると思います。自分のペースで、納得のいく準備をして、いつか上智のキャンパスで笑っている自分をイメージしながら、前に進んでください。応援しています!
上智大学合格! K ・Aさん 「過去問との対話が、自分を強くした。」
Q. 合格した大学と、進学先、進学先を選んだ理由を教えてください。
私は、上智大学文学部新聞学科、明治大学政治経済学部政治学科、東京女子大学現代教養学部心理学科に合格しました。
最終的に進学を決めたのは上智大学文学部新聞学科です。理由は、ジャーナリズムに関する専門的な知識を深く学びたいと思ったからです。
Q. 受験勉強を本格的に始めた時期と、当時の成績について教えてください。
本格的に受験勉強を始めたのは高3になる年の1月です。正直なところ、それまではあまり受験勉強に本腰を入れていなかったので、スタートは遅めだったと思います。
その時点での成績はというと、英語はかなり苦手で、本当にできませんでした。一方で、世界史は偏差値が50後半から60くらいで、比較的安定していたと思います。
Q. 塾の英語の授業で印象に残っていることは何ですか?
この塾の英語の授業で特に印象に残っているのは、田口先生が一文一文丁寧に和訳し、日本語で分からないところまでしっかり解説してくれたことです。
ただの英語の授業ではなく、背景にある教養や知識まで広がっていて、世界が広がる感覚がありました。
また、文法問題を宿題で出してくれるスタイルも自分に合っていました。復習の習慣が自然と身につき、忘れがちな基礎がしっかり固まりました。
塾に通ってからは、英語への向き合い方が変わりました。「過去問を解いて終わり」ではなく、なぜ間違えたのか、どう読めばよかったのかを考えるようになりました。
Q. 英語の勉強法について、特に工夫したことは何ですか?
英語長文に取り組むときは、問題を解いた後、日本語訳と照らし合わせて、自分の解き方とのズレを見直すようにしていました。
単語は、暇な時間を活用して頻繁にチェック。長文は300語から700語程度の文章を読み、徐々にレベルを上げていきました。
Q. 塾の世界史の授業で印象に残っていることを教えてください。
世界史の授業では、特に最後の授業で中東の歴史をまとめてくれたのが印象に残っています。入試直前に、あやふやだった地域を整理できて心強かったです。
授業中に先生がしてくれる小話や雑学が記憶に残りやすく、イタリアの工業地帯の話なども、あとで問題を解いているときに思い出せました。
Q. 世界史の勉強法で意識していたことは何ですか?
暗記に関しては、覚えにくいところを何度もノートにまとめ直して、頭に定着させていきました。特に中国史は常用漢字でないものも多く、書いたり、口に出したりして繰り返し覚えました。
過去問はやはり大事で、世界史も実戦形式で解いてこそ定着すると思います。
Q. 模試や過去問、本番に向けてどのように対策しましたか?
過去問は何度も繰り返し解きました。「できなかった問題」を徹底的に見直すことで、自分の弱点を浮き彫りにし、そこを重点的に潰していきました。
本番直前期には、「できなくても気にしすぎないこと」を意識しました。精神的に焦らないことが何より大事で、「基礎だけはちゃんと固めよう」と自分に言い聞かせていました。
実際の試験では、共通テストのときに緊張していたようで、周囲から「顔が真っ青だよ」と言われたのがちょっとした思い出です。
Q. 英語の勉強で後輩に伝えたいことはありますか?
英単語帳は1冊で満足せず、2冊はこなすべきです。
私は『英単語1900』と『英検準1級レベル』の単語帳を使いました。
また、長文問題では、90分の試験中に「2回読む」ことを意識していました。最初にざっと全体を把握し、次に細部を拾うという読み方が自分には合っていました。
Q. 世界史をどのように進めると良いですか?
世界史は早めに始めることが大切ですが、優先すべきは英語です。英語が伸びると、合格の可能性が一気に広がると感じました。
Q. この塾で学ぶことの魅力を教えてください。
この塾では、加藤先生の話が面白くて記憶に残りやすく、世界史が苦になりませんでした。
田口先生は英文解釈の質問にもとても丁寧に答えてくださり、理解が深まりました。わからないことをそのままにせず、一つひとつ丁寧に向き合える環境がここにはあります。
東京理科大学合格! K・Yくん
東京理科大学を志望した理由を教えてください。
研究の設備が整っていて、創薬についてしっかり学べる環境だと思ったからです。自分のやりたいことができそうだと思えたのが、一番の理由です。
数学の勉強で一番意識していたことは何ですか?
「ゴールを意識する」ということです。問題を前にしたとき、最終的にどこにたどり着けばいいのかを見据えて、どのルートで進むかを考えるようにしていました。ただ計算するのではなく、全体の流れを把握しながら取り組むことで、応用力がついてきたと思います。
また、一つの問題を解きっぱなしにするのではなく、「この解法、ほかの問題でも使えるかな?」と考えるようにもしていました。数学の考え方って、繋がっていることが多いので。
授業を受けるとき、自分なりに工夫していたことはありますか?
授業はただ聞いて終わりにしないようにしていました。わからない部分はできるだけその場で質問するようにしていましたし、自分の解き方と先生の説明を比較して、「どこが違ったのか」「なぜこのやり方がいいのか」を毎回振り返っていました。それが地味ですが、一番力になったと思います。
先生から言われて印象に残っているアドバイスは?
「図を描くこと」です。特にベクトルの問題は、頭の中だけで処理しようとするとどうしても曖昧になりがちだったので、図にして整理するだけで驚くほど見通しがよくなりました。
化学の勉強編
化学のパターン暗記をどのように工夫していましたか?
同じ問題を何度も解くようにしていました。何回もやっているうちに、だんだんと解き方のパターンが頭に残ってきて、自然と覚えられるようになったと思います。
使っていた問題集や、繰り返し方のコツを教えてください。
「重要問題集」をメインに使っていました。特に、自分が間違えた問題にはチェックをつけて、定期的に解き直していました。難しい問題よりも、むしろ基本的なところでミスした問題を丁寧にやり直すことを大事にしていました。
単位ミスを防ぐために気をつけていたことは?
計算のときには、必ず数字と単位をセットで書くようにしていました。急いでいるとつい省略したくなるんですが、それで間違えるともったいないので、意識して習慣にしていました。
モチベーション編
勉強のモチベーションが下がったとき、どうしていましたか?
「春には大学生になってる自分」を想像するようにしていました。特に、苦しい時期には、「ここでやめたら後悔する」と思って踏みとどまっていました。先のことを考えるだけで、少しだけですが前を向ける感覚がありました。
一番苦しかった時期と、それをどう乗り越えましたか?
10月から11月頃は、本当にしんどかったです。成績も思うように上がらず、焦りばかりが募っていました。でも、「1日まるごと勉強しない日は作らない」と決めていました。たとえやる気が出ない日でも、5分だけでもいいから机に向かう。続けることだけはやめないようにしました。
合格後の振り返り・アドバイス
合格が決まったときの気持ちは?
驚きが一番でした。「え、本当に受かったの…?」と、画面を何度も見直した記憶があります。少し時間が経ってから、ようやく「頑張ってきたことが報われたんだ」と実感できて、じわじわ嬉しさが湧いてきました。
受験を振り返って、自分が一番成長したと感じる部分は?
「気分が乗らなくても、とりあえずやってみる」という習慣を身につけられたことです。以前は感情に引っ張られやすかったんですが、行動を先にすることで気持ちが後からついてくる、ということを知りました。それが今では、自分にとって一番の成長だったと思います。
後輩たちへのアドバイスをお願いします。
模試の偏差値に一喜一憂しないことです。結局、本番で出題される問題にどれだけ対応できるかがすべてなので、過去問をしっかり分析して、自分の弱点と向き合うことが大事だと思います。焦らず、粘り強く、最後までやりきってください。応援しています。
東京学芸大学合格! I・Mさん
なぜ東京学芸大学を志望したのですか?
私は将来、養護教諭になりたいという夢があります。体調を崩して生活がつらかった時期、養護の先生に助けられた経験がありました。そのときの安心感が忘れられず、同じように誰かを支えたいと思いました。だからこそ、教育に力を入れている東京学芸大学を志望しました。
受験勉強を本格的に始めたのはいつ頃ですか?
最初に「頑張ろう」と思ったのは高校2年の10月でしたが、うまく続かず、しばらくは中途半端な状態が続いていました。高校3年になる直前の3月から4月ごろに、ようやく本格的に取り組み始め、そこから計画的に勉強を始めました。
英語の勉強で一番大切にしていたことは何ですか?
苦手だった英文法の抜けをしっかり埋めることを意識しました。そして英単語は毎日少しずつ覚えることを習慣にして、地道に積み重ねていきました。
英文法の復習はどのように取り組みましたか?
塾の先生が作ってくれた4択の100問問題集を毎週解き、間違えた部分はきちんと復習しました。繰り返すことで知識が定着しました。
担当の先生の指導で「これは良かった」と思うことを教えてください。
先生が受験に慣れていたことが心強かったです。志望校変更のときも、すぐにその学校に合った対策を提案してくれたのがありがたかったです。
勉強でつらかった時期はありましたか? それをどう乗り越えましたか?
夏休みが一番つらかったです。勉強時間も長く、自分の方法が正しいのか不安でした。そんな中でも模試を小さな目標に設定し、前向きに取り組むよう意識しました。
これから受験を迎える後輩に伝えたいことがあればお願いします。
受験の前に「自分が何をしたいか」を明確にすることが大切です。自己分析をして、自分の目標や課題をはっきりさせましょう。短いスパンで計画を立てて、一つずつクリアする意識が大事だと思います。
最後に、自分にとって「合格」とは何でしたか?
私にとって合格は、「自分にぴったりな場所に出会えた」という安心感でした。面接で自分らしさが伝わったと感じ、パズルのピースがはまったような気持ちになりました。
同志社大学合格! K・Hさん
塾の授業を受けて、自分の勉強法で変わったことがあれば教えてください。
塾に通う前は、単語の意味をざっと確認する程度 でしたが、授業を通じて「辞書を使いこなす」大切さを学びました。ただ単に訳語を調べるのではなく、単語のニュアンスや使われ方まで確認 するようになりました。この習慣のおかげで、英語の長文読解や英作文の精度が飛躍的に向上しました。
長文読解の問題を解くとき、どのように文章の内容をつかんでいましたか?
学校ではざっくりと内容を把握していただけでしたが、塾では「論理の流れを整理しながら読む」 ことを意識するようになりました。特に、文章全体のテーマを掴んでから細かい部分を読み解く ことで、設問に対して的確に答えられるようになりました。また、リスニングの際に情景をイメージするトレーニング を重ねたことで、長文を読む際も映像として内容を捉えやすくなりました。
英作文(和文英訳)では、どのように日本語の文章を英語に変換していましたか?
和文英訳では、直訳を避け、英語らしい表現を心がけました。例えば、「~の」といった表現を‘s ではなく前置詞を活用 して自然な英文にするよう意識しました。また、日本語の文構造をそのまま英語に変換するのではなく、意味のまとまりごとに整理して英文を組み立てるようにしました。
記述式の問題に取り組む際、どんな工夫をしていましたか?
記述式の問題では、国語の文法的な視点を活用 しました。まず、問題文の趣旨をしっかり理解し、解答に必要な要素をリストアップ。その上で、日本語として自然な文章になるよう推敲を重ねました。この練習を積んだことで、どの科目でも論理的な記述ができるようになりました。
実際の試験では、どのように時間配分を考えて解きましたか?
過去問演習を重ねる中で、得意・不得意を把握し、先生と相談して時間配分を決定 しました。本番では、時間を区切って解くべき問題を選び、解きやすいものから確実に得点を積み上げました。余った時間で難しい問題に再挑戦することで、効率よく得点を伸ばすことができました。
本番で「塾の授業が役立った!」と感じた場面があれば教えてください。
試験中、塾での演習のように「時間で区切って進める」戦略 がとても役立ちました。試験では、長文読解や記述問題が多く、時間管理が重要になります。塾で培った「見直しの習慣」も活かし、最後まで粘り強く取り組むことができました。
受験勉強を通して、自分が成長したと感じることは何ですか?
受験勉強を通じて、自分の限界を知ることができました。無理に長時間勉強を続けるのではなく、「集中できる時間を最大限に活かす」 ことが大切だと気づきました。疲れがピークに達したときには、無理せず切り替える判断力も身につきました。