2026年4月2日

「cannot」と「can’t」ってどう違うの?
英語を勉強していると、こんな疑問を持ったことはありませんか?
「cannot と can’t、どっちを使えばいいの?」
どちらも「〜できない」という意味なのに、なぜ2つの形があるのでしょう。実はこれ、使う場面によって使い分けがあるんです。今日はその違いをわかりやすく説明します!
まず大きな地図を頭に入れよう
- can’t:日常会話・友達とのメッセージ・SNSなど
- cannot:作文・テスト・ビジネスメール・公式な文書など
これが基本の使い分けです。ただし、これは「絶対のルール」ではなく、どちらが自然かという傾向です。では、なぜこんな違いが生まれるのでしょうか?
なぜ場面によって違うの?
can’t は「cannot を話し言葉で自然に縮めた形」です。会話では言葉がつながってテンポよく短くなりますね。その流れで can’t が生まれました。
一方、cannot は縮めない分、書き言葉らしく見えます。だからフォーマルな文章では cannot が選ばれやすいのです。
これを知っておくと、ただの丸暗記で終わらずに「あ、なるほど」と納得できます。
can’t ── 日常会話はこっちが自然
例文
- I can’t swim.(私は泳げない。)
- She can’t come to the party today.(彼女は今日パーティーに来られない。)
- Sorry, I can’t hear you well.(ごめん、よく聞こえないよ。)
- He can’t find his keys.(彼は鍵が見つからない。)
日常の会話では can’t を使うのがごく自然です。逆に、友達との会話で cannot を多用すると、少しかたく聞こえることがあります。会話で cannot を使っても間違いではありませんが、少しフォーマルな印象が出ます。
cannot ── 作文や改まった場面ではまずこっちを選ぼう
例文
- Students cannot use smartphones in class.(生徒は授業中にスマートフォンを使うことができません。)
- We cannot accept returns after 30 days.(30日を過ぎての返品はお受けできません。)
- You cannot park here.(ここには駐車できません。)
- The company cannot guarantee delivery by Friday.(金曜日までのお届けは保証できかねます。)
入試英作文や学校の作文では、短縮形を避けて cannot を使うほうが無難です。逆に、作文で can’t を使うと、少しくだけた印象になることがあります。
cannot が「強く響く」こともある
文体の違いが基本ですが、強い気持ちを伝えたいときに cannot が選ばれることがあります。縮めない分、一語一語がはっきり伝わるからです。
例文
- I cannot believe it!(信じられない!)
- This cannot be true.(これは本当のはずがない。)
- I cannot thank you enough.(どれだけ感謝しても足りないくらいです。)
ただし「cannot はいつも感情が強い」わけではありません。基本はあくまで文体の違いで、強調はその延長線上にある、と覚えておきましょう。
ちょっと上級:「can not」(2語)って?
can not と2語で書かれることもありますが、ふつうは cannot と1語で覚えておけば大丈夫です。今は「そういう書き方もある」と知っておく程度で十分です。
最後に
- 友達との会話・SNS・メッセージ → can’t が自然になりやすい
- テスト・作文・公式な文章 → cannot を選ぶと無難
- 強く響かせたいとき → cannot が選ばれることがある
迷ったら、「書き言葉では cannot、話し言葉では can’t になりやすい」 と覚えておくと便利です。
英語は「正しい・間違い」だけでなく、場面に合った使い方を意識するとグッと自然になります。ぜひ日頃の勉強の中で試してみてください!