2026年3月26日

疑問詞疑問文の作り方 ── 「元の文から考える」習慣が武器になる
What is this? のような短い文はわかっても、自分で疑問詞疑問文を作ろうとすると急に迷ってしまう。そんな人は多い。
理由はシンプルで、表現は覚えていても「どう組み立てるか」がまだ頭の中で整理されていないからだ。この記事では、疑問詞疑問文を自分で作れるようになるための基本の型を見ていく。
基本の4ステップ
疑問詞疑問文は、もともと普通の文があって、その中の「わからない部分」をたずねる文だ。だから、いきなり疑問文を作ろうとするより、先に普通の文を考える方がうまくいく。
まずは、作り方の流れを4つに分けて見てみよう。
- 普通の文を考える
- わからない部分を疑問詞(what / who / where など)に変える
- 疑問詞を文の先頭に出す
- 残りの部分を疑問文の形にする
つまり、「知りたい部分だけ前に出して、残りはいつもの疑問文にする」と考えればよい。この流れを、いくつかの例で確認していこう。
例① be動詞の文
This is my notebook.(これは私のノートです)
「これが何か」を聞きたいので、notebook の部分を what に変える。
This is my notebook.
↓ [notebook → what に変えて、先頭へ]
↓ [残りの this is → be動詞疑問文の形に]
What is this?
ポイントは、what を前に出しただけで終わりにしないこと。後ろを疑問文の形にすることが必須だ。be動詞の文なら is を主語の前に出す。
例② 一般動詞の文
She studies English at night.(彼女は夜に英語を勉強します)
「何を勉強するのか」を聞きたいので、English を what に変える。
She studies English at night.
↓ [English → what に変えて、先頭へ]
↓ [残りの she studies → 一般動詞疑問文の形に → does を前に出す]
What does she study at night?
be動詞の文との違いは、後ろを疑問文にするときに do / does を使う点だけ。型そのものは変わらない。
例③ 少し長い文
She is good at science.(彼女は理科が得意です)
「何が得意か」を聞きたいので、science を what に変える。
She is good at science.
↓ [science → what に変えて、先頭へ]
↓ [残りの she is good at → be動詞疑問文の形に]
What is she good at?
at が文末に残るのが気になるかもしれないが、これは正しい英語だ。もともと at の後ろにあった語が what に変わって前に出ただけで、at はその位置に残る。
what + 名詞:「どんな〜」を聞くとき
what だけでは範囲が広すぎることがある。何について聞いているのかをはっきりさせたいときは、what の後ろに名詞を置く。たとえば、
He likes jazz music.(彼はジャズが好きです)
この文で「どんな音楽が好きか」を聞くなら、jazz music の部分を what music にして前に出す。
He likes jazz music.
↓ [jazz music → what music に変えて、先頭へ]
↓ [残りの he likes → 一般動詞疑問文の形に]
What music does he like?
同じ要領で、what color(どんな色)、what subject(何の教科)なども作れる。
how many:数を聞くとき
They have four dogs.(彼らは4匹の犬を飼っています)
「何匹か」を聞くとき、数字の four だけを変えるのではなく、how many dogs という形でまとめて前に出す。
They have four dogs.
↓ [four dogs → how many dogs に変えて、先頭へ]
↓ [残りの they have → 一般動詞疑問文の形に]
How many dogs do they have?
how many は必ず後ろに名詞をともなう。この「名詞ごとセットで動く」という点を押さえておこう。
who が主語のとき:型が少し変わる
Tom broke the window.(トムが窓を割りました)
「誰が割ったのか」を聞くとき、わからない部分は主語の Tom だ。
Tom broke the window.
↓ [Tom → who に変える]
Who broke the window? ← これで完成
主語をたずねるときは、do / does を加えない。 who 自体が主語になるので、後ろはそのままの語順で疑問文が成立する。
ただし、現在形では動詞の形に注意が必要だ。
Someone knows the answer. → Who knows the answer?
who が主語なので do は不要だが、動詞は三人称単数に合わせて knows になる。know ではないので気をつけよう。
where / when / why も同じ型で作れる
場所・時・理由をたずねる疑問詞も、考え方はまったく同じだ。
She lives in Osaka.(彼女は大阪に住んでいます) → Where does she live?(彼女はどこに住んでいますか)
You do your homework after dinner.(あなたは夕食後に宿題をします) → When do you do your homework?(あなたはいつ宿題をしますか)
She gets up early because she has practice.(彼女は練習があるので早起きします) → Why does she get up early?(彼女はなぜ早起きするのですか)
「わからない部分を疑問詞に変えて前に出し、残りを疑問文にする」という手順はどれも変わらない。
練習問題
次の日本語を英語の疑問詞疑問文にしてみよう。まず日本語に対応する普通の英文を考えてから、変換すること。
- 彼は毎日何を食べますか。 (ヒント:He eats __ every day.)
- 彼女はどこに住んでいますか。(ヒント:She lives __.)
- あなたは何冊の本を持っていますか。(ヒント:You have __ books.)
- 誰がそのドアを開けましたか。(ヒント:__ opened the door.)
- 彼は何の教科が得意ですか。(ヒント:He is good at __.)
- あなたはいつ宿題をしますか。(ヒント:You do your homework __.)
- 彼女はなぜ早く起きるのですか。(ヒント:She gets up early because __.)
解答
- What does he eat every day?
- Where does she live?
- How many books do you have?
- Who opened the door?
- What subject is he good at?
- When do you do your homework?
- Why does she get up early?