【中学英語】比較級・最上級の使い分け完全ガイド| -erとmoreどっち?than me?than I?よくある疑問を解決

【中学英語】比較級・最上級の使い分け完全ガイド| -erとmoreどっち?than me?than I?よくある疑問を解決

比較表現――正確に、でも自然に比べる

生徒:
先生、比較級とか最上級って、テストでは何となくできるんですけど、自分で文を作ろうとすると、急に自信なくなります。

先生:
うん、それは普通だよ。比較表現って、「知ってる」と「使える」の間に距離がある文法なんだ。

今日は、その距離を少し縮めよう。細かい例外を全部やるつもりはない。まず”判断のしかた”を整理しよう。

まずはここから:2つを比べる

先生:
たとえば、君と友達を比べて「彼のほうが背が高い」と言いたいとする。

He is taller than I am.

これが、文法的に基本になる形。

生徒:
あれ? “than me” のほうがよく聞きませんか?

先生:
聞くね。会話では than me も普通に使われる。

ただ、仕組みとしてはこう考える。

He is taller than I am.
(than の後ろは「主語+動詞」)

だから、テストや作文では than I am / than she is / than they are を基準にしておくと安全。

口語は、あとで慣れればいい。

比較級の形、どう決める?

生徒:
-er をつけるのか、more をつけるのか、いつも迷います。

先生:
正直に言うと、最初から完璧に分けようとしなくていい。まずはこれだけ。

基本の形

1音節の形容詞 → -er をつける
 tall → taller / fast → faster

-y で終わる形容詞 → y を i に変えて -er
 happy → happier / easy → easier

それ以外(2音節以上) → more + 形容詞
 interesting → more interesting / difficult → more difficult

迷ったら more を使えば大きく間違えにくい。

生徒:
more taller は?

先生:
それはアウト。

❌ more taller → ⭕ taller
❌ more happier → ⭕ happier

-er と more は同時に使わない。 ここは機械的に。

生徒:
でも clever とか simple とか、どっちも見る気がします。

先生:
いいところに気づいた。2音節の形容詞には、どっちでもいいものがある。

clever → cleverer / more clever(どちらも正解)
simple → simpler / more simple(どちらも正解)

迷ったら more を使えばOK。 細かいところは、あとででいい。

ここだけは絶対:不規則変化

先生:
ただし、これは別。ここは逃げない。

good → better → best
bad → worse → worst
many / much → more → most

生徒:
これは見たことあります。

先生:
比較表現で一番出るところだからね。ここを落とすと、全部崩れる。

❌ gooder / more good → ⭕ better
❌ badder / more bad → ⭕ worse

これは丸暗記でOK。

「一番〜」を言いたいとき

先生:
次は、3つ以上を比べるとき。

【クラスの話】
She is the best student in our class.

最上級の基本はこれ。

  • the + 最上級
  • 範囲をはっきりさせる

生徒:
in と of の違い、また迷いそうです…。

先生:
最初は、ざっくりでいい。

in → 場所・グループ(in the class / in Japan)
of → 人や物の集まり(of all the boys / of the three)

例:
He is the tallest in the class.
He is the tallest of all the boys.

慣れは後からついてくる。

「同じくらい」の言い方

生徒:
順位をつけたくないときは?

先生:
そのときが as … as

He is as tall as I am.(同じくらい)

否定なら、

He is not as tall as I am.(〜ほどではない)

この2つの形をセットで覚える。

文脈の中で使ってみる

先生:
比較表現は、単独より流れの中で使うことが多い。

【兄弟の話】
My brother is older than I am, but I am better at math than he is.

【映画の感想】
This movie is more interesting than the last one, but it’s not as exciting as the book.

生徒:
確かに、こういう形のほうが自然ですね。

先生:
そう。「比べたい場面」を思い浮かべるのがコツ。

練習(基礎)

次の日本語を英語にしてください。

  1. 彼は私より速く走る。
  2. 彼女はクラスで一番背が高い。
  3. この問題はあの問題ほど難しくない。
  4. 私の英語は去年より良くなった。
  5. 東京はニューヨークと同じくらい大きい。

解答例

  1. He runs faster than I do.
    (fast は1音節 → -er / 動詞の比較なので do)
  2. She is the tallest in the class.
    (最上級 + in 場所)
  3. This problem is not as difficult as that one.
    (同等比較の否定形)
  4. My English is better than last year.
    (good の不規則変化 → better)

Tokyo is as large as New York.
(同等比較)

よくある質問

Q1. “than me” は間違い?
A. 口語では普通に使われます。でもテストや作文では “than I am” が安全。

Q2. clever は cleverer? more clever?
A. どちらも正解。迷ったら more を使えば間違いない。

Q3. good の比較級は gooder?
A. ❌ 不規則変化: better を丸暗記してください。

Q4. -er と more を両方つけていい?
A. ❌ 絶対ダメ。more taller は間違い。どちらか一方だけ。

Q5. in と of の使い分けがわからない。
A. in = 場所・グループ / of = 複数のもの
迷ったら例文で覚えましょう。

余力があれば知っておく表現

ここは「今すぐ使えなくてもいい」けど、「こういう形もある」と知っておくと便利。

比較級の強調

much better(ずっと良い)
far more interesting(はるかに面白い)
even faster(さらに速い)

例: This book is much better than the last one.

2つの中でどちらか

the taller of the two(2人のうち背が高いほう)

だんだん〜になる

bigger and bigger(どんどん大きく)
more and more important(ますます重要に)

〜すればするほど

The more you practice, the better you become.
(練習すればするほど、上手くなる)