2023年7月24日
文字式とは?
文字式とは文字を使って関係性を表した式のことで、これにより具体的な数値に依存せず一般性を持った表現が可能となります。そのため解きたい問題をより簡潔に明瞭にそして一般的に表現できます。
例えば、「ある数を2倍にして3を足す」操作を一般化すると「2x + 3」と表現できます。「x」はある数を表しており、具体的な数値を代入することで様々な計算結果を得られます。
文字式を書くときのルール
- かけ算の記号は省略します。つまり、「2x」は「2 × x」の省略形です。
- 除算の記号は書かずに、分数の形にします。例えば、「a ÷ b」は「a/b」と表現します。
- 数字は文字の前につけます。つまり、「2x」は「x2」ではなく「2x」と書きます。
- かけ算において文字は一般的にアルファベット順に並べます。たとえば、「b×a」は「ab」と表記します。また、「z×y×x」は「xyz」と表記します。
- 数字「1」は省略します。例えば、「1a」ではなく「a」と書きます。
- 「-」記号は先頭につけます。たとえば、「-(2x + 3)」と書きます。
- 同じ文字があるときは累乗を使います。「a × a × a」は「a^3」と表記します。
文字式の表し方のポイント
- かけ算のルール:文字の混じったかけ算では「×」を省く。文字通しのかけ算は原則アルファベット順に書く。数と文字のかけ算は「数字→文字」の順に書く。同じ文字のかけ算は累乗の指数を使って書く。「1と文字」「-1と文字」のかけ算は1を省く。ただし、0.1や0.01の「1」は省かない。
- 割り算のルール:「A ÷ B = A / B」と記述します。マイナスの分数を答えるときは分子や分母のマイナスは分数の前に出して答える。
文字式の表現はこれらのルールに基づいていますが、それだけでなく、それらを活用して数学的な思考を形式的に表現し他者に伝えるためのツールとしても機能します。あなた自身の数学的な理解と表現力を深めるために、これらのルールを活用してみてください。
文字式の表現はこれらのルールに基づいていますが、それだけでなく、それらを活用して数学的な思考を形式的に表現し、他者に伝えるためのツールとしても機能します。あなた自身の数学的な理解と表現力を深めるために、これらのルールを活用してみてください。