夢を叶えるための英語学習―石栗先生のアドバイス

夢を叶えるための英語学習―石栗先生のアドバイス

夢を叶えるための英語学習―石栗先生のアドバイス

石栗先生と共に歩む英語力向上―夢への一歩を踏み出す

こんにちは、石栗先生。お忙しい中、お話しいただきありがとうございます。

石栗先生: こんにちは。どういたしまして。お話しできる機会をいただき、ありがとうございます。

石栗先生はメガバンクで海外勤務を経験し、クアラルンプールの日本人学校で理事長もされたと聞いています。

石栗先生: その通りです。東京大学卒業後、三大メガバンクの一つで働き始め、ニューヨークシドニー、そしてクアラルンプールの海外支店で働く機会がありました。これらの都市での勤務は非常に学びが多いものでした。そしてクアラルンプールでは日本人学校の理事長を務めるという特別な経験もすることができました

すばらしいキャリアですね。石栗先生が英語に触れるきっかけや英語への関心が高まった出来事や体験はありますか?教えていただけますか?

石栗先生:はい、もちろんです。私は北海道の札幌で生まれ育ちました。札幌はクラーク博士により「Boys, be ambitious少年よ、大志を抱け)」という名言で知られています。私たちの街は必ずしも日本の伝統にとらわれない風土があり、私もその影響を大いに受けました。

私が英語を学び始めたのは小学6年生のときです。当時、テレビでアメリカの番組がよく流されていて、その影響で自然とアメリカ文化に憧れるようになりました。母親が見つけてくれた教会の一室で英語を教えている教室に通うことで、私の英語の学びは始まりました。

英語の勉強をする中で、私にとって大きな影響を与えてくれたアメリカ人の友人が3人います。

最初の友人はデイヴィッドでした。彼は留学生として日本にやってきて、私の家でホームステイしていました。私たちはお互いの夢を語り合う機会がありました。デイヴィッドの滞在中、私たちはお互いの夢を共有し合い、国連で働くことを目指すようになりました。

2人目の友人はトムと言いました。私は外交官とのコミュニケーションを経て 本場の英語を学びたいと考えていました。無理を承知で札幌の米領事館に押し掛けたところ、偶然にも そこで働いていた人物こそがトムだったのです。彼との出会いによって、私は自身の英語力を ビジネスにおける基礎レベルにまで引き上げることが出来ました。

そして3人目の友人はケンと言いました。彼とは文通友達として知り合ったのですが、当時はまだ「ペンパル」という言葉が一般的でした。彼との手紙のやり取りを通じて英語力の中でも特に 文章力が向上していることを実感することが出来ました。

これらの友人たちとの出会いと刺激を受けながら、私は東京大学に合格し、その後は海外での仕事にチャレンジすることができました。

素晴らしい経験ですね。英語を身につけて海外で働く夢が叶っただけでなく、生涯の友人もできたとのことですね。

石栗先生: はい、本当に幸運なことです。やはり、自分が好きなことに取り組むことができたからこそ、これらの経験が得られたのだと思います。アメリカの音楽や映画などに興味を持ち、さらに知りたいと思ったことが、海外で働く夢を抱くきっかけとなりました。

ですから、皆さんも何か夢や目標を持って、その実現に向かって頑張ることで人生がより充実するのではないでしょうか。夢は途中で変わることもあるかもしれませんが、その時々で抱いた夢を実現できるように努力してほしいと思います。

夢の実現に向けて―石栗先生が語る英語学習の重要性

ビジネス現場での英会話力を受験英語指導に生かすということですが、具体的にどのようなアプローチをされているんですか?

石栗先生: まず第一に、正確な発音を身につけることが重要です。私は英語本来の発音を学ぶために、発音記号をしっかりと覚えるようにしました。そして、生徒にも発音記号を教えています。発音記号を正しく読み解くことで、正確な発音が分かるようになりますし、再現性も高まります。

また、試験においては日本語の常識にとらわれすぎないことが重要です。例えば、リスニングの和訳では英語を最初から訳し始めることがポイントです。英語では主語と述語が冒頭に来るため、最初の部分だけ聞いても、「私が何をする」ということは推測できます。これにより、スピードが速くなり、次の問題が始まる前に和訳が完了することができます。

さらに、学習習慣に関しては毎日決まったスケジュールで英語に触れることが重要です。1週間分をまとめて勉強するのではなく、日々のルーティンに英語学習を取り入れることで効果があります。現代の学生は私の頃よりも生の英語に触れる機会が多いため、自分に合った学習方法を見つけることができるでしょう。私は授業の中でも興味や好きな分野に合わせて、ルーティン化のヒントを提供しています。

石栗先生の経験を活かした指導方法はとても実践的であり、受験英語においても大いに役立ちそうですね。学生たちはビジネス現場で信頼される英語力を身につけることができるのでしょうか?

石栗先生: はい、確かにビジネス現場で信頼される英語力を身につけることができます。私自身に海外の銀行で働くといった実際のビジネスの現場で活躍してきた経験がありますので、それを生かして指導を行っています。ただ単に英語が話せるだけでなく、ビジネスパーソンとしての信頼性を持った正しい英語を話せるようになることが重要です

ビジネスの現場では専門用語やビジネスマナー、相手の立場を考慮したコミュニケーションが求められます。これらを学ぶことで、学生たちは将来のビジネスキャリアにおいて自信を持つことができるでしょう。

— 生徒がつまずいた場合には石栗先生がどのようなサポートを行っているのでしょうか?

石栗先生: 生徒が語彙力の不足でつまずいている場合が多いですね。そういった場合には新しい単語が出てきたら無視せずに必ず拾って暗記するように指導しています。教科書には新しい単語が欄外に記されていることもありますし、その単語の反対語や形容詞を副詞に変えるなどの変化も考えさせています。

例えば、「usual(日常の)」という単語に対して、「un」をつければ「unusual(非日常の)」という反対語になります。ただ単に単語をバラバラに暗記するだけでは効率的ではありません。そのため、単語の規則性や語源などを踏まえて自分で語彙力を広げる方法を指導しています。生徒が単語の暗記に苦労しないように、工夫を凝らしています。

また、生徒たちが効率的に語彙力を身につけられるようにすることも非常に重要です。生徒が勉強方法に不安を持っているような場合は個別に対話をし、その生徒に合ったサポートを行います。例えば、文脈を考慮しながら単語を使ったフレーズや例文を提供したり、語彙力を鍛えるための補助教材や演習問題を活用したりします。生徒が自信を持って語彙を使用できるようになるまで、継続的にサポートを行います。

石栗先生の指導方法は生徒の語彙力の向上に効果的なアプローチを提供しているようですね。生徒たちは規則性や語源などを踏まえながら、自分自身でも語彙力を広げることができそうです。

石栗先生: はい、生徒たちが語彙力を自ら広げられるようにすることが重要です。単語の規則性や変化のパターンを理解し、それを活用することで、単語を暗記するだけでなく、新しい単語や表現を自由に組み合わせて使えるようになります。

生徒たちは私の授業を通じて、語彙力を充実させるだけでなく、自信を持って英語を使うことができるようになるでしょう。私は生徒一人ひとりのニーズに合わせた指導を心がけており、生徒がつまずいた際には柔軟に対応します。生徒たちが英語学習を楽しみながら成果を上げることができるよう、継続的な勉強方法を提供しています

— 英語を学ぶことで、学生たちはどのような人生を歩むことを望んでいますか?

石栗先生:単に試験に終始するのではなく、英語を学ぶことでさらなる夢を見つけて欲しいと思います。英語は英語圏だけでなく、他の人々ともコミュニケーションを取るための共通の言語です。私自身、クアラルンプールに駐在していたとき、中国人やインド人と英語でコミュニケーションを取ることができました。

ですから、若者たちは読み書きだけでなく、話すことや聞くことにも注力すべきだと思います。将来的には日本人ももっと海外に出ていく時代が来るでしょう。試験対策の学習をきっかけに、その先の人生も視野に入れて頑張って欲しいと思います。

— 最後に、石栗先生が学生たちに伝えたいことは何ですか?

石栗先生:学生の皆さん、私が一番伝えたいことは自分が本当にやりたいことを見つけ、そのことに対する情熱を持つことです。英語の学習はその手助けとなり、自分自身の可能性を広げ、未来を開く力となります。そして何より、自分の夢を追い求める努力が人生をさらに豊かで有意義なものにすると信じています。私の経験が皆さんの参考になれば幸いです。さあ、私と一緒に新たな学びの旅を始めて、これらの考えを探求し、皆さん一人一人の可能性を引き出すことを目指しましょう。皆さん、新たな学びの旅を始めてみませんか

“希望のツールとしての英語:石栗先生と未来への挑戦”

石栗先生の提供する英語教育はそれが単なる受験対策だけでなく、未来を生き抜くための生きた英語力を身につけるためのものであることがよくわかります。具体的なリスニング指導法や学習習慣の提案、そして語彙力向上へのアプローチはこれから英語を学ぶ生徒たちにとって大きな支えとなるでしょう。

そして、その全てが実際のビジネス経験とともに築き上げられた石栗先生独自の教育理念から生まれていますね。英語力が受験だけの目的ではなく、その先の夢を描くためのツールであるという考え方は生徒たちにとって大きな希望となることでしょう。

ありがとうございました、石栗先生。そしてこれからも、英語を通じて生徒たちの未来を明るく照らしていってください