桜木中 定期テスト|英語 NEW HORIZON Unit5 関係代名詞 that はなぜ万能ではないのか?使い分けの構造と本質

桜木中 定期テスト|英語 NEW HORIZON Unit5 関係代名詞 that はなぜ万能ではないのか?使い分けの構造と本質

YBA教育研究会|経堂の完全個別指導塾

【世田谷区・桜木中 定期テスト対策】英語 NEW HORIZON Unit5|関係代名詞 who・that・which の使い分けを定期テスト向けに解説

定期テスト対策|中学3年生|教科書:NEW HORIZON(東京書籍)Unit5

that は万能だから、迷ったら全部 that にすればいい」——この覚え方をしている中学生が、定期テストで痛い目を見ます。

実は、たった一つの「,(カンマ)」があるだけで、that は絶対に使えなくなります。「万能選手」のはずの that に、明確な使えない場面があるのです。

こんにちは。世田谷区・経堂(小田急線沿線)にある完全個別指導塾、YBA教育研究会の室長です。桜木中学校の生徒にも指導している中で、NEW HORIZON Unit5 の関係代名詞は「なんとなく分かるけど記述で使えない」という生徒が多い単元です。今回は基本の使い分けから、テストで差がつく深いルールまで、順番に解説します。

桜木中学校(世田谷区桜1-48-15/宮の坂駅から徒歩約5分・経堂駅からも徒歩圏内)は、地域に根ざした公立中学校です。当塾のある経堂からもアクセスしやすく、毎年桜木中の生徒が通ってくれています。

基本:3つの関係代名詞の使い分け

関係代名詞とは、名詞の後ろに説明を付け足すための言葉です。接続詞のように文をつなぎながら、後ろの文の中では主語や目的語の役割もします。「説明する相手(名詞)が何か」によって使い分けます。

関係代名詞使う場面例文
who人を説明するときI know a boy who speaks English.
(英語を話す男の子を知っています)
which物・動物を説明するときThis is the book which I bought.
(私が買った本です)
that人も物もどちらにも使える。ただし使えない場面もある(後述)a boy that speaks English.
the book that I bought.
(どちらの代わりにもなれる)

ここまでは「that は便利」という理解で正しいです。問題はここから先のルールにあります。

テストでは that を選ぶと安全なケース(頻出)

「最高・唯一・全部」を表す強い限定語がセットになるとき、学校英文法では that が好まれます。テストの選択問題では that を選ぶのが安全です。

限定語例文
the best(最高の)the best movie that I have ever seen.
(今まで見た中で最高の映画)
the only(唯一の)the only friend that I can trust.
(信頼できる唯一の友達)
all(すべての)all the money that I have.
(私が持っているお金すべて)

※ 実際の英語では the only person who… のように who が使われることもあります。ただし中学の定期テストでは、これらの限定語がある場合は that を選ぶのが最も安全です。

【発展】カンマ「,」があると that は使えない

Unit5の基本範囲を超える発展内容です。余裕があれば確認しましょう。

ここが最も差がつくポイントです。カンマ(,)の有無で、関係代名詞の働きがガラリと変わります。

【カンマなし】情報をギュッと絞り込む → who / which / that

He loves cars that are red.

→ 彼は「赤い車が」好き。cars の中でも赤いものに絞り込んでいる。

【カンマあり】おまけの情報を付け足す → that は×。先行詞が物なら which、人なら who

He bought a car, which was red.

→ 彼は車を買った。ちなみにその車は赤かった。(car=物 → which)

My brother, who lives in Tokyo, is a doctor.

→ 私の兄は東京に住んでいるのですが、医者です。(brother=人 → who)

⚠️ テスト頻出ルール

カンマ(,)の後ろには that は絶対に使えない。先行詞が物なら which、人なら who

who と that のニュアンスの違い

人を説明するとき、who と that はどちらも文法的に使えますが、受ける印象が少し異なります。テストの基本問題ではあまり問われませんが、英作文で自然な表現を選ぶときに役立ちます。

印象例文
who人として自然。個性・キャラクターに注目する温かみがあるShe is a teacher who loves students.
(生徒思いの先生)
that「この条件を満たす人」という、やや限定的な響きになることがあるWe need a teacher that can speak French.
(フランス語が話せることが条件)

テストでは文法ルールの正確さが問われます。このニュアンスは余裕があれば英作文の参考に。

省略のルール:消せるとき・消せないとき

関係代名詞は、後ろに何が続くかによって省略できるかどうかが決まります

種類後ろの形省略
主格関係代名詞の直後が動詞❌ 不可a boy who is running
→ who は後ろの文の主語の役割をしているため省略できない
目的格関係代名詞の直後が主語(I/You/Heなど)⭕ 可能the book which I bought
→ which は bought の目的語の役割。会話では省略されることが多い

発展:前置詞が前に移動したら that は使えない

in, with などの前置詞が関係代名詞の直前に移動するとき、that は使えません

⭕ This is the house in which I live.

❌ This is the house in that I live.(不可)

ただし、前置詞を後ろに残す形なら that も使えます。
⭕ This is the house that I live in. ⭕ This is the house which I live in.

理解度チェック:練習問題3問

第1問(基礎)

I have a cat (  ) has blue eyes.

(私は青い目をした猫を飼っています。)

ヒント:説明する相手は「猫(動物)」。後ろにはすぐ「has(動詞)」が続いています。

答え:which または that 動物を説明するので which か that。直後が動詞(主格)のため、省略は不可。

第2問(目的格の省略)

This is the movie (  ) I watched yesterday.

(これは私が昨日見た映画です。)

ヒント:後ろに「I watched(主語+動詞)」が続いています。関係代名詞は watched の目的語になっています。

答え:that / which、または省略 目的格なので省略可能。学校テストでは that か which も正解。会話では省略されることが多いです。

第3問(発展)

Paris, (  ) is the capital of France, is beautiful.

(パリは、ちなみにフランスの首都なのですが、美しいです。)

ヒント:カンマ(,)があります。Paris は都市名(物・場所)です。

答え:which のみ Paris は人ではなく都市名(物・場所)なので which。カンマの後ろでは that は使えません。

関係代名詞|5つの鉄則

人 → who、物・動物 → which、どちらも → that。基本の使い分け。
the best / the only / all がある → テストでは that を選ぶのが安全。
カンマ(,)がある → that は使えない。先行詞が物なら which、人なら who。
直後が動詞(主格)→ 省略不可。直後が主語(目的格)→ 省略可。
前置詞(in, with など)が関係代名詞の直前に来たら → that は使えない。後ろに残す形なら that も可。

5つの鉄則を確認して、関係代名詞の選択問題でかなり失点を減らせるはずです。特に③のカンマルールは、知っているだけで確実に1問取れる知識です。

では最後に確認です。「The book, (  ) I bought in Paris, is interesting.」——ここに入るのは that ですか、which ですか。そしてその理由を日本語で説明できますか?答えは which。カンマがある非制限用法のため that は不可。また、目的格でもカンマ付きの関係代名詞は省略できません。

YBA教育研究会について

1975年創業。世田谷区・経堂(小田急線沿線)にある完全1対1の個別指導塾です。東大・京大・一橋大・東京科学大・阪大出身の講師が、生徒一人ひとりの進度と理解に合わせて指導します。学校の授業や教科書を読んでもどうしても腑に落ちないという方は、ぜひ一度ご相談ください。

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