【大学受験・英検】英語長文の「なぜ」が見える!ディスコースマーカーで論理を解体する本質読解術

【大学受験・英検】英語長文の「なぜ」が見える!ディスコースマーカーで論理を解体する本質読解術

 

English Reading Strategy

長文が「速く・正確に」読める
ディスコースマーカー完全ガイド

道路標識と同じ仕組みで、文章の「先」が見えるようになる

英語の長文を読んでいると、「次に何が来るのか分からなくてパニック」になった経験はありませんか?
実は、文章には至るところに「次の展開を予告する標識」が埋め込まれています。
それが ディスコースマーカー です。

これを知っているだけで、長文読解のスピードと正確さが劇的に変わります。共通テスト・英検・TOEICすべてに効く、一生使えるスキルです。

🚗 ディスコースマーカーとは何か?

道路に標識がなかったら、「この先カーブがあるのか」「まもなく行き止まりなのか」が分からず、ドライバーは常に不安な状態で走ることになります。
文章もまったく同じ構造です。

⬅️ 逆説

However
しかし

この先、急カーブ(反対の話)があります

🔍 例示

For example
例えば

この先、見どころスポット(具体例)があります

◎ 結論

Therefore
したがって

まもなく目的地(結論)に到着します

標識ナシ vs 標識アリ

❌ 標識なし

「彼は毎日猛勉強した。試験に落ちた。」

→ 一瞬「えっ?」と頭が止まる

⭕ 標識あり

「彼は毎日猛勉強した。しかし、試験に落ちた。」

→ 「しかし」でマイナスを予感、スムーズに読める

🧠 覚えるのは「5つの矢印」だけ

ディスコースマーカーは種類が多く見えますが、すべて5種類の「矢印の向き」のどれかに当てはまります。矢印のイメージを掴めば、初めて見る単語でもだいたい役割を推測できます。

➡️

順接(因果)

だから・その結果

Therefore / As a result / Thus / Hence / Consequently

⬅️

逆説(対比)

しかし・一方で

However / But / Nevertheless / On the other hand / Although

追加(付加)

さらに・その上

Moreover / Furthermore / In addition / Also / Besides

🔍

例示(具体化)

例えば

For example / For instance / Such as / To illustrate

要約(結論)

つまり・結論として

In short / In conclusion / To sum up / In other words

📖 実践:ミニストーリーで探してみよう

以下の英文には、3つのディスコースマーカーが隠れています。①②③のカッコに入る言葉を、「5つの矢印」を手がかりに考えてみてください。

MINI STORY

Tom loved playing soccer and practiced every single day.
( ① ), he injured his ankle just one week before the big game.
He was very disappointed.
( ② ), he did not give up. He cheered for his teammates from the bench and helped the coach with strategy.
( ③ ), his team won the championship, and everyone celebrated together.

毎日練習(+)
→ ケガ(−)
矢印は? ⬅️

However
Therefore
In addition

がっかり(−)
→ 諦めない(+)
矢印は? ⬅️

For example
But
Moreover

みんなで頑張った(原因)
→ 優勝(結果)
矢印は? ➡️

In contrast
Furthermore
As a result

◆ 答え合わせ

① 正解

However

毎日練習した ⬅️ しかし ケガをした

② 正解

But

がっかりした ⬅️ だけど 諦めなかった

③ 正解は…

As a result

頑張った(原因)➡️ 優勝(結果)

💡 ③が Furthermore ではなく As a result の理由

❌ Furthermore(追加 ➕)

前の話と同じ種類の情報をトッピングするとき。
例:彼はサッカーが得意だ。さらに、勉強もできる。

⭕ As a result(結果 ➡️)

原因 → 結果の流れをつなぐ標識。今回はこちらが正確。

🏆 テスト攻略:3つの読み方テクニック

共通テスト・英検・TOEICを作る側は、ディスコースマーカーの性質を熟知しています。逆にこちらもその法則を把握しておけば、長文全体を精読しなくても正解を見つけられることがあります。

テクニック 01|「However」の後だけ読む

筆者が本当に主張したいことは、「しかし」の直後にしか来ません。なぜかというと、著者は自分の意見を際立たせるため、最初にわざと「一般論(みんなが思っていること)」を置く習慣があるからです。

「一般的には〇〇と言われている。However、私はそうは思わない。実は××なのだ!」
→ 文頭の一般論は読み流してOK。Howeverの後の1文を確実に理解する。

テクニック 02|「For example」の前だけ読む

「For example(例えば)」の後に続くエピソードは、あくまでも「おまけの具体例」です。筆者が本当に伝えたい主張は、「For example」の直前の文に書いてあります。

〇〇はとても大切だ【超重要】。For example、私の友人のトムは〜(長い思い出話)。」
→ 難しい単語が続く「例えば話」はパニックにならず読み飛ばしてOK。

テクニック 03|「In short / Therefore」を見つけたら勝ち

文章の後半にこれらの標識が現れたら、筆者がここまでの内容を「3行でまとめ直してくれている」サインです。長文全体の意味が分からなくても、この1文だけ読めば正解できることがよくあります。

長文の最後で「Therefore」「In short」を発見 → その後の1文を最優先で読む。
選択肢の正解はほぼここに書かれています。

KEY TAKEAWAY

5つの矢印を頭に入れておくだけで、
英語の長文は「地図なし迷子」から「標識ありドライブ」に変わります。

➡️ 順接 ⬅️ 逆説 ➕ 追加 🔍 例示 ◎ 要約
次に英語の長文を読むとき、まずこの5つを探すクセをつけましょう。

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